平等上等
とある同級生夫婦と話した時のこと
『給料の3割づつをお互い出して、生活費としている』
と聞き、これが平等な家庭の在り方なのか、と考えてしまいました
男女共同参画社会法や男女雇用機会均等法を教科書で学んだ私たち
頭では理解しているものの、まだまだ自身の取り巻く環境では
男女平等でないことの方が多いものです
医療職の友人に聞くと、
『病院で働いている女性は多いけれど、
管理職になれるのは、まだまだ男性が多い』という声
事務職をしている友人に聞いても、
『おじさんたちは、やっぱり電話が鳴っていても、とってくれないの』とのこと
一方、営業職にいる男性の友人からは、
『営業目標(注:昨今、ノルマとは言わないようですね)に達していない女性に対しての
上司の態度が違う』なーんて声も聞こえてきます
『男女平等と言いつつも、実態はまた違う』という、ちぐはぐな状況に置かれている私たち
夫が稼ぎ、妻は専業主婦という旧家庭像を築くのか、
それとも男女平等の名の下に、夫婦共々稼ぎ、家事育児も分担という家庭像を築くのか、
はたまた、全く違う家庭像を築くのか、試行錯誤の段階にいるわけです
冒頭の会話をした夫婦
最近、子供が生まれたのですが、出産費用もやはり、平等に負担したのか気になるところ
けれど、何でも平等、何でも同じだけ負担する、という家庭に違和感を拭えなかった私は
まだまだ未熟者なのでしょう
そう、政治を見れば男女平等に活躍どころか、皆活躍させようと
一億総活躍社会の実現に向けて、偉い方々が頑張っているというのに・・・
国を挙げて、動き出した今、様々な家庭が生まれていくのでしょうね
将来、会社では老若男女が電話をとっていたりするのかも、
と、くだらない妄想に、にやにや
男女共同参画社会方が施工されたのは、今から17年前
これから、17年でどう社会が変わるのか楽しみです
よって『平等、上等!かかって来いやー』と、血気盛んな私なのでした
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